







































photo Takumi Ota
ニコライ・バーグマン箱根アトリエ
大涌谷に程近い緑深い山中の広大な敷地内に計画された、フラワーアーティストのための別荘アトリエです。
自然公園内に位置するため元の自然を極力保存することを念頭に、快適なアプローチと豊かな環境を両立させるよう配置計画から入念に行い、傾斜地という敷地形状にフィットするよう建物内にもステップを設けた建築としました。また、北東向きの斜面のジメジメ感を回避しつつ豪雨の際の水みちを遮らないようコンクリート造の壁柱で建物全体を浮かせ、上屋は大開口と無柱の大空間を可能とする鉄骨造として室内からのより豊かな眺望と開放感を獲得しています。
室内には、インテリアにも造詣が深いお客さまとともに選定し海外から取り寄せるなどまでして徹底してこだわった数々の材料や設備機器が用いられ、多忙な日常から離れて別世界に浸れる唯一無二な場所となっています。
Klein Dytham architectureとの共同設計プロジェクトです。